IPアドレスとは、ネットワーク上の機器を識別するための番号であり、インターネット上では、IPアドレスによって、A地点~B地点間の通信を行います。

URLは、文字情報ですが、ドメイン情報を含んでおり、インターネット上には、そのドメイン名に対応するIPアドレスを割り出す機能をもつコンピュータ(DNSサーバー)が配置されているので、その機能によってIPアドレスを取得して、目的地を探すことができるようになっています。

ちなみに、DNSサーバーに問い合わせて、ドメイン名からIPアドレスを得ることを正引き、IPアドレスからドメイン名を得ることを逆引きと言います。

また、IPV4の場合、すでに枯渇してしまいましたが、インターネット上で通信が可能となる、世界中で唯一のIPアドレスとして割り当てられているものをグローバルアドレス、社内や家庭内でのみ利用するIPアドレスをプライベートアドレスと呼ぶことがあります。

IPv4とIPv6

  1. IPv4は、従来インターネット上で使われてきた形式で、アドレス空間は32ビットであるため、理論的は2の32乗(約43億)しか割り当てることができません。その数は、2016年の地球上の人間の数よりも小さいわけですが、IPアドレスを割り当てる国際機関において、2011年~2015年にかけて、完全に枯渇しました。(新規のIPv4のアドレスは割り当ててもらえません)
  2. IPv6は、アドレス空間が128ビットとなったため、理論的には2の128乗(約340×1兆×1兆×1兆)という、途方もなく大きなアドレス空間となりました。日本語で表現すると、約340澗(かん)となりますが、1澗は10の36乗(1兆×1兆×1兆)であり、日常では誰も使わないので、その大きさは誰にもわかりません。
    ちなみに、人間の体は36兆個の細胞でできており、人間の小腸~大腸には約600兆~800兆個のバクテリア(腸内細菌)が住んでいるといわれていますが、地球上に80億人が住んでいると仮定して、一人ひとりの腸内細菌にそれぞれ一つずつIPアドレスを割り当てていっても、全く余裕で、枯渇することはありません。

関連語:IP address, DNS,Global address, private address,  正引き、逆びき