トロイの木馬とは?

トロイの木馬は、ギリシア人がトロイに侵入する際に使用した木馬のように、人をだまして侵入するタイプのマルウェアです。

一見、合法的に見える有害なソフトウェアなので、ユーザーは通常、騙されてシステムに読み込んで実行してしまいます。

起動後、単にユーザーをいらいらさせるもの(Windowsのポップアップやデスクトップの変更)から、コンピュータの破壊活動(ファイルの削除、データの盗難、またはウイルスなどの他のマルウェアのアクティブ化と拡散)を行うものまで、いろいろな種類のものがあります。

また、トロイの木馬は、悪意のあるユーザーがシステムにアクセスできるように、バックドアを作成することでもよく知られています。

ウイルスとは何が違うのか?

違いは、他のコンピュータに感染する能力があるのかどうかがポイントとなります。

トロイの木馬は、例えば、一見便利そうなアプリ(例えば、無料のマルウェア検索ソフト)を装い、一旦ダウンロードしてインストールしてしまうと、バックドアを設置したり、または、そのPCを使っている人のSNSサイトのID、パスワード情報を記録して、ハッカーが管理しているサーバーに転送するといった活動をします。

だたし、そのプログラム自体が、自分自身を複製して他のコンピュータに感染する能力を持っていなければ、「ウイルス」や「ワーム」ではありません。