SWIFTハッキング – バングラデシュ中央銀行は、被害額の一部1500万ドルをフィリピンで回収

今年2月に発生したバングラデシュ中央銀行のニューヨーク連銀口座からの盗難・送金事件において、フォレンジクス(調査)の結果、フィリピンとスリランカに送金されたことが判明した。

その後、バングラデシュとフィリピンの当局が協力して犯罪捜査を進めていたが、9月に入り、フィリピンの裁判所は、カジノを経営する中国人Kim Sin Wongに対して、被害総額8100万ドル(約81億円)の一部となる1500万ドル(約15億円)について、バングラデシュ中央銀行に返還する命令を出した。

Wongは捜査当局に対して、盗まれた金は、北京から来たGao Shu Hua(高樹華)とマカオから来たDing Zhi Ze(丁志澤)から受け取ったものであると述べている。

返還された現金は、現在、フィリピン中央銀行の金庫で保管されている。

また、ハッキングに利用されたマルウェアは、バングラデシュだけでなく、エクアドル、ベトナム、フィリピンにおいても利用されており、同一の手口による事件が発生している。

参照:

http://www.reuters.com/article/us-cyber-heist-philippines-idUSKBN1330PN

http://thehackernews.com/2016/11/bangladesh-swift-hack-casino_9.html

http://d.hatena.ne.jp/Kango/20160315/1458056459