StingRay(スティングレイ) – 携帯電話・スマートフォン盗聴用マシン

アメリカ自由人権協会(New York Civil Liberties Union)によると、2010年以来、ニューヨーク州エリー郡の警察は、スパイツール「スティングレイ」を裁判所の許可を得ずに46回使用していた。

また、ボルチモア・サンによると、ボルチモア警察は、スティングレイの最新バージョンになる「ヘイルストーム」を4000回以上使用した、と伝えている。

スティングレイ(IMSIキャッチャー)は、諜報活動用のツール(実際には機械)であり、疑似的に携帯電話の電波塔と同じ環境を作り出して、ターゲットとなるユーザーの携帯電話を接続させ、情報を盗み出す。

それを使うことにより、携帯電話やスマートフォンのユニークID、電話番号、記録している際の位置情報、さらに、インターネット・トラフィックや電話の音声までも記録することができる。また、偽のテキスト情報を送信したり、スパイウェアをインストールすることも可能である。

stingray

18の州とワシントンDCにおける捜査機関では、10年以上にわたり、このツールを使用しており、エリー郡では、2008年に使い始めて以来、35万ドル(約3500万円)を支出している。

また、ボルチモア警察では、FBIから、この諜報用機器の存在を裁判所に通知しないように指示を受けていた。

参照:

http://thehackernews.com/2015/04/police-spying-cell-phones.html

https://theintercept.com/2016/09/12/long-secret-stingray-manuals-detail-how-police-can-spy-on-phones/

https://en.wikipedia.org/wiki/Stingray_phone_tracker